PILOT CUSTOM74<M>
記念すべき初めての万年筆は、中古のカスタム74中字です。突然カスタム74になりました。「黒×金」の仏壇カラーだけは無いと思っていたのに。あのクリップはどうにも好きになれなかったのに。でも今はうれしくてうれしくて仕方ありません。初めにお風呂に入れてあげました。そのあと、インクも入れずに紙の上でペン先をすべらせて、イメージトレーニングしました。笑
カスタム74の第一印象
仏壇カラー 金色ってこんな色?ほんのちょっと橙色。
クリップの形 慣れるんでしょうか?
クリップの刻印 PILOTが縦書きです。和です。
キャップの刻印 ☆ CUSTOM 74 ☆ PILOT MADE IN JAPAN
ニブの刻印 なんだか少し高級感を煽ります。
ニブの刻印 A194と刻印。平塚工場Aライン94年1月製造
ねじ式キャップ いちいち面倒と感じてしまうのか?
<M>中字 ノートに太め。自分にとってはベストな感じ。
太さ ねじ部分で直径約12mm。ちょうど良さそう。
重さ 安物ボールペンに比べ、じゅうぶん重たい。
万年筆の持ちかた
どこを持てばいいんでしょうか?首軸?ねじ部分?胴軸?立てぎみ?寝かせぎみ?キャップはつけるの?つけないの?初心者は当然迷います。本家パイロットのサイトを覗いてみましたが、明確な答えはありませんでした。サイト内の万年筆使用時の画像では、ほぼすべてキャップが尻軸側についていました。また指を置く位置は、首軸・ねじ部分・胴軸とばらばらでした。ペン習字ペンやカクノは、指を置くくぼみが首軸にあるのでそれが正しい持ちかたですが、自分の万年筆の使用イメージは、キャップを尻軸側につけ胴軸辺りを持ち、寝かせて書くイメージでした。
初めての万年筆を使ってみて
首軸を持てば立てぎみになり、胴軸を持てば寝かせぎみになる。当たり前のことですが、カスタム74で試してみてよく解りました。またカスタム74は、キャップをつけなくても使えるだけの長さがあります。首軸を持つと、力も掛かりすぎペン先が見えづらい。胴軸を持つと、慣れないせいか思い描いた線が引けないが、キャップをつけると改善される。万年筆初心者の僕には、ねじ部分を持ち、キャップをつけない時がしっくりくる。
初日のカスタム74
自分はねじ部分を持ちキャップをつけない時が、一番キレイな文字が書けます。ですが、胴軸を持ちキャップをつけている時も、可能性を感じます。