2018年12月30日日曜日

【Debianのすゝめ】vaiofand VAIOのファンをコントロール

vaiofandノススメ

2004年製のとっても古いVAIO typeA VGN-A70SにDebian 9 stretchをインストールしたら、ファンが常に最高回転数で回っているらしく、とてもうるさくなってしまいました。そこで、vaiofandをインストールしたら、ファンの回転数をコントロール出来るようになり、とても静かになりました。

1.下記のコマンドを打ってみて、実際にファンの回転数が変わるか音で確認してみる。
 echo 0|sudo tee /sys/devices/platform/sony-laptop/fanspeed
 echo 255|sudo tee /sys/devices/platform/sony-laptop/fanspeed

2.上記のコマンドでファンの回転数が一瞬でも変わるようなら、vaiofandでコントロール出来る機種のようなので、http://vaio-utils.org/fan/より.debファイルをダウンロードする。(32bit/64bit用あり)

3.インストールする。
 apt install /root/vaiofand_0.10.1-0ppa1_i386.deb

4.設定ファイルを適宜変更する。
 vi /etc/vaiofand.conf
 idle_speed値などを変更。

ファンがうるさいからといって、あまり攻めた設定にはしないように。


2018年12月20日木曜日

【妄想ラズベリーパイ】ラズパイを"高音質"音楽プレーヤーにする

ラズベリーパイ"高音質"音楽プレーヤー化計画
・無駄のないオペレーティングシステム
・必要最低限の物しか搭載していないコンピューター
・低消費電力=低ノイズ=高音質

そんなに単純では無いと思いますが、以上の三点からそこそこ高音質な音楽プレーヤーが出来ると思うんです。音楽プレーヤー=CDプレーヤーとして考えているので、ハイレゾ音源等の再生は出来なくても構いません。

OSはデスクトップ環境など無い、Raspbian Stretch Lite。
ハードはラズパイの中から簡素なモデル達が良さそう。
・Raspberry Pi 1 Model A+
・Raspberry Pi 1 Model B (LAN有)
・Raspberry Pi 2 Model B (LAN有・1GBメモリ)
・Raspberry Pi Zero   (DACが必要)

aplayでメモリ再生
他の方のラズパイを使った音楽再生と違うのは、サーバ上のファイルを再生するのでは無く、USBメモリからラズパイのメモリ上(/dev/shm)にファイルをコピーして、ALSAに含まれるaplayコマンドでファイルを再生する点です。ですので、1GBメモリのモデルだとCD一枚が丸々コピーでき、アルバム一枚再生出来ますが、512MBのモデルではレコードのA面B面といった様に、コピーも再生も二回に分ける必要が有ります。

また/root/.bashrcにあらかじめ音楽ファイルのコピーや再生コマンドなどをalias登録しておけば、ディスプレイなど無くてもUSBキーボードのみで簡単に操作出来ると思います。
さらに再生時にはUSBキーボードすら外してしまえば、本体に繋がっているのは電源とオーディオケーブルだけになります。

上記の方法だととてもシンプルで、消費電力やノイズ的にも音楽再生には大変有利に働くと思います。バッテリー駆動も出来ますし、I2S接続の外部DACを使わなくても、結構いけるんじゃないでしょうか?

※TinyCoreLinuxのpiCoreをインストールすれば、メモリ上にシステムが展開されるので、起動後はSDカードも外せる!?


2018年12月10日月曜日

【LMDE 3 + MATE】LMDE 3でデスクトップ環境をMATEにする

LMDE 3には、MATE版がない。

もうすぐサポートが切れるLMDE 2からLMDE 3にアップグレードしようとしたら、それまで使っていたMATE版がなかった。ちょーがっかり。古いポンコツマシンにCinnamonはキツそう。少し考えて、普通にデスクトップ環境だけ、後からインストールすれば良いのでは?と、閃いた。

1.LMDE 3 Cindyをクリーンインストール。
2.端末を開き、デスクトップ環境MATEをDebianのリポジトリよりインストール。
 apt install mate-desktop-environment-core
3.再起動後、ログイン画面でMATEを選択。

だけど、素直に本家Debian 9 stretchをインストールして、デスクトップ環境MATEを選択すれば良いのでは???