細字から太字まで自由自在なペン
・サクラクレパス ピグマファイン ※約0.5mm~1.0mmの線幅(実測)
とても地味なペンです。お店でも、めったに見かけないと思います。ですが、とても書きやすい美文字ペンです。
【特徴】
全6色
水性顔料タイプで水に強い
とめ・はね・はらいが表現できる
ノート・はがき・手紙に最適
地味なんです
僕のサクラクレパスのイメージは「地味」なんです。絵を描かない僕は、ピグマも使ったことないし。その中においても、さらに地味なピグマファインです。ピグマファインは見た目も地味です。たぶんピグマと同じボディを使っているからなのか、普通は本体に印刷されている商品名などがシールです。しかもクリップは金色です。かなり細めの本体です。キャップは個体差からか、かなり固くて開けづらいです。16年発売なのに、昭和の残り香のような製品です。
でもすごいんです
サクラクレパスは水性顔料インキのサインペンの産みの親です。本家本元ピグマです。さらには今では当たり前のように使われている、水性ゲルインキのボールペンもサクラクレパスからです。社名にサクラが入っています。教育・文化に貢献することを社是に挙げています。実際、小学生が使う「かきかたサインペン・フェルトペン」をずっと作っています。そのノウハウが活かされていると思う、ピグマファイン。悪いわけがないと思いませんか?
思い切りが大切
このペンで美文字を書きたかったら、思い切って文字を書いてみましょう。三角すい状のペン先を倒して、三角すいのサイド面が紙に当たるようにイメージすれば、きっと太い線が書けるはずです。壊してしまうかも?の一線を越えないと、美文字は現れません。一線を越えると、ペン先の頂点を使えば細い線が、ペン先のサイド面を使うイメージで太い線が書けます。しかもキャップがはまる、一段細くなっているところを持つのではなく、一番太い軸の部分を持つようにすると、ペン自体のしなりも加わりさらに良くなる気がします。
美文字ペン
・サクラクレパス ピグマファイン
チカラ加減ひとつで、ノート(細字)から宛名書き(太字)まで太さが変わり、しかも「とめ・はね・はらい」が表現できます。さらに適度な紙との抵抗・引っ掛かりがあり、キレイな文字がとても書きやすい美文字ペンです。古紙を使った再生紙から、ノートや原稿用紙、ポスターに使われるようなつるつるした紙にまで使ってみましたが、書いた文字や書き心地が一定で、あまり紙質を選ばない優秀なペンだと思います。書きやすさ・書き心地で、ピグマファインが大好きです。
全6色の色のチョイスもなかなかです。
くろ・あか・あお・バーガンディ・セピア・ブルーブラック