美文字ペンとは
・書いた文字に表情があり、消えにくいこと。
・手軽に使えること
・インクの色や濃淡がキレイなこと
・とめ、はね、はらいが表現できること
・耐水性、耐光性があること
理想は万年筆のブルーブラックインクで書いた文字です。
比較してみた
サクラクレパス ピグマ ファイン
呉竹 筆ごこち 細字
プラチナ万年筆 ソフトペン/採点ペン
三菱鉛筆 ユニボール シグノ スタンダード0.5
※シグノはボールペン代表として。
色はすべてブルーブラック。
採点ペンは万年筆用インク SPSQ-400 を使用。
紙はマルマンの一番グレードの低い、MPS-N 60g/m2 を使用。
耐水性は、書いてから約五分後に水を一滴垂らしました。
【インクの色・濃淡】
ピグマ グレーがかった青、濃淡もかすかに出ます。
筆ごこち 普通の人が思うブルーブラック、濃淡もすこし出ます。
採点ペン 万年筆のブルーブラック、濃淡もよく出る。
シグノ 黒に近い青。
【インクのにじみ・裏抜け】
ピグマ にじみ、裏抜けなし。
筆ごこち 線のエッジが立っていて、はっきり見やすい。
採点ペン 乾くのに少し時間がかかり、ほんの少しにじみがある。
シグノ くっきり・はっきり、とても見やすい。
【とめ・はね・はらいの表現】
ピグマ 自然な感じのとめ・はね・はらいが表現できます。
筆ごこち とめ・はね・はらいがとてもキレイ。
採点ペン ほんの少し表現できます。
シグノ 普通のボールペンです。
【書いた文字の太さ】
ピグマ シグノよりは太い。力加減で1mm幅位まで書けます。
筆ごこち シグノと同等の細さ。力加減で2mm幅位まで書けます。
採点ペン ノートには太すぎ、宛名書きに。
シグノ ノートに最適です。
【耐水性】
ピグマ 消えたり、にじんだりしません。
筆ごこち 消えたり、にじんだりしません。
採点ペン 少しにじみましたが、文字はしっかり残っています。
シグノ 消えたり、にじんだりしません。
【書き心地】
ピグマ 適度な引っかかり感があり、とても書きやすい。
筆ごこち ほんの少しキュッと引っかかる感じがあります。
採点ペン たまにキュッキュッと音がするときがあり、不快です。
シグノ 滑りすぎで、すこし書きにくいと感じます。
どれも美文字ペンです
・サクラクレパス ピグマ ファイン ブルーブラック
とても書きやすい。さすが小学生用のかきかたフェルトペンを作っているメーカー。書いた文字も、そのグレーがかった青い色も、とても目にやさしい。
・呉竹 筆ごこち 細字 ブルーブラック
キレイな色と濃淡、書いた文字のエッジが立っていて抑揚もでやすいので、とてもキレイに見える。手帳やノートに最適。
・プラチナ万年筆 ソフトペン/採点ペン
とにかく万年筆用の古典ブルーブラックが手軽に使える。このインクの色・濃淡だけは真似できない。水性染料なのに耐水性もなかなかでした。