2018年7月30日月曜日

【左利きにおすすめのボールペン】万年筆を使って判ったコト

左利き横書き時の問題点
1.書いた文字の上を手でこすってしまい手が汚れる
2.書いた文字の上を手で隠してしまいまっすぐ文章が書けない
3.押し書きになるのでインクが出にくく文字がかすれることがある

万年筆を左手で使ってみて判った改善策
ペン先を丸めた手のひらよりノートの上の行になる位に万年筆を寝かせて書けば1.と2.が、筆圧をあまり掛けずに書けば3.が、劇的に改善されるはず。少なくとも自分はそうだった。さらに右利き縦書き時の手が汚れる問題も無し。

左利きには、寝かせて筆圧をあまり掛けずに書けるペンが最適!?

左利きにおすすめのボールペン
速乾性からゼブラ サラサドライが人気のようですが、上記の理由から、インクも多めでかなり寝かせても書け、耐水性もあり公文書にも使える、三菱鉛筆 ユニボール シグノ キャップ式 0.38か0.5 をおすすめします。

※キャップ式とノック式ではペン先の構造が違うらしく、寝かせても書ける許容度が大きいのはキャップ式だと思います。またキャップ式の方が、書き始めのインクの出が良いように思うので、押し書きの面でも有利だと思います。ですが、寝かせぎみで書くと多少細くなります。

また水性ボールペンですが、ユニボール エアやパイロット Vコーンもあまり筆圧を必要とせずかなり寝かせても書けるので、おすすめだと思います。


2018年7月15日日曜日

【半年後の万年筆】パイロット カスタム74 からの

万年筆で「書く」
万年筆を使い始めて半年が経ちました。やっぱりというか、当然というか、だんだんと使う頻度が減ってきてしまいました。始めから判っていたけど、もともと「書く」ことをあまり必要としていなかった自分ですから仕方ありません。目的と手段がごっちゃになってしまうけど、万年筆を使うために「書く」ことを探しました。

左手で「書く」
普通ではないことは解っています。でも、自分は「書く」ことと「投げる」こと以外は左利きです。「書く」ことも「投げる」ことも元々は左利きでした。さらに左半身が一度マヒしているので、リハビリも兼ねて左手で文字を「書く」ことにしました。また左手用の万年筆もあるようですが、自分は普通のカスタム74で大丈夫なようです。

日本語を美しく「書く」
とはいうものの、左手で書いた文字はものすごく汚いです。そのためお手本を探していると、ペン習字をならっている方たちの美しい文字に出会いました。自分のカスタム74<中字>で書かれた文字と比べると、どの方の文字の線もエッジが立っていてとてもシャープで美しいです。つけペンやデスクペン<極細>の顔料インクの黒で書かれているようです。

ペン先の選び方
万年筆初心者向けに「自分のよく使う用途に合わせること」なんて書いてあることが多いですが、半年万年筆を使ってみて解りました。日本語を美しく書きたい→極細・細字、インクの濃淡や万年筆らしい書き味を味わいたい→中字以上。こんなペン先の選び方もあるようです。

万年筆で日本語を美しく「書く」
さあこれからインク沼に落ちようか?という処で、ペン習字という道も気になってしまいました。でもペン習字の教室や通信教育にはお金も掛かるので、とりあえずデスクペンを買って練習してみようかな?と思っています。