2021年12月30日木曜日

ながら聴きヘッドホン/Panasonic RP-HT24

出会いは突然やって来る。

それは、絶滅危惧種のインナーイヤーイヤホンを物色していたから。

Panasonic RP-HV154 たった700円のそのイヤホンからは、とても素直な音が流れて来た。決して感動する音でも、分解能の高い繊細な音でも無いけど、自分にはこれで充分かも?と一瞬(←)思わせる程、とても素直な音に感じた。

もしかして、パナソニックの安物の音は、自分の好みなんじゃないだろうか?もしかして、ながら聴きヘッドホンに最適なんじゃないだろうか?

これはもう買ってみて、試してみるしかない。そんな衝動を抑えきれない自分がいた。


Panasonic RP-HT24 こっちもたったの1200円。だけどその音は少し違った。エージングとやらが足りていないせいなのか、中高音が少し強くてボーカルを聴くのには良いかも知れないけど、自分にはどうもしっくりこない音だった。余計なボリュームと、5mもある邪魔なコード、やっぱりTV用なのかな、、、。一度は諦めかけたけど、やれる事はやってみようと思い、ボリュームレス・1.5mコード仕様に加工してみた。すると、たぶん弱ドンシャリ。だけど音楽が楽しく聴ける。自然と笑みがこぼれた。また、滅茶苦茶軽くて装着感が良いのも◎。ながら聴きにも最適。


少し前には、ボリュームレス・1.3mコード仕様の、RP-HT40(RP-HT24とはボイスコイルが違う)という、自分にぴったりの機種が有ったみたい。さらにちょっと上位機種には、RP-HT29という機種もカタログに載っていた。共に今はもう新品では手に入らない。残念無念。

しか〜しっ、後日RP-HT40とRP-HT29を手に入れた。聴き比べてみると、意外にも一番廉価モデルのRP-HT40が、僅差で好みの音だった。RP-HT40≧RP-HT24改>RP-HT29


RP-HT40は折りたたみモデル、ただし自分には必要ない機能なので、RP-HT24のヘッドバンドを移植。これで"ながら聴きヘッドホン"はRP-HT40に決定!!パナソニックの安物最高!!