2022年12月30日金曜日

ユニボールシグノキャップ式の互換軸。

お気に入りのキャップ式ゲルインクボールペン。

スプリングチップが無い分、ノック式に比べ紙当たりのダイレクト感が、断然心地よい。

ノック式もかなり良くなってきてはいるけど、どうしてもキャップ式に戻ってきてしまう。

(もっとキャップ式を薦める人が多くても良さそうだけど、、、。特にボールペン字をやっている人とか)


だけど、だけど、ユニボールシグノのキャップ式は口金が重すぎて、自分にはフロントヘビー過ぎる。他にも、キャップ式ゲルインクボールペンは、サクラクレパスのボールサイン80とぺんてるハイブリッドがあるけど、自分はユニボールシグノキャップ式のインクが好み。

どうにかして、軽い軸で使いたい。単純に口金を外せば良いのだが、見た目が悪くなる。それに使用時スタンダード軸のキャップを、後ろに差した時の勘合もカッチリせず、気に入らない。(後ろに差さないのが基本なのかも、、、。)


[セーラー万年筆]

ICリキッド ボールペン

浮世絵ボールペン/日本の名所シリーズボールペン

[トンボ鉛筆]

アクアピット強力ペンタイプ(液体のり)


太い軸が好みならば、ICリキッドボールペンに。細い軸が好みなら、浮世絵/日本の名所ボールペン、もしくはアクアピット強力ペンタイプに。どちらもUMR-1・UMR-5・UMR-10が入る。

ICリキッドは、太い軸の変わった見た目だけど、書き易い。

浮世絵/日本の名所は、気持ち後ろ荷重。個人的には細いペン先、細かい字向き。

アクアピットは液体のりだけど、その昔キャップ式ゲルインクボールペンとして販売されていた、J-Ball 80の軸そのまんま。レフィルの中身がインクから糊になり、ボールペンとしては見捨てられたが、こんな風に販売してもらっていることに感謝。


2022年11月30日水曜日

とっても書き易いデスクボールペンを、ゲル化する。

なぜだかとっても書き易い。

太さ・長さ・そのかたち、軽さ・バランス。

いろんな事が、その書き易さに繋がっているんだろうな。

ペン習字を習っている人などが、万年筆タイプのデスクペンを、字がキレイに書ける・とても書き易いと、評価している。

自分も先人達に見習って、ボールペンタイプのデスクペンを使って見たけど、確かに書き易い。線がキレイに書ける。払いもキレイに書ける。結果、字がキレイになった気がする。

これまで、字の練習用には、三菱鉛筆のユニボールシグノRT軸がお気に入りだったのだが、これを機に乗り換えようと思う。だけど、デスクボールペンにはゲルタイプが無い。


現行(令和四年)デスクボールペン

パイロット   BDN-50  ※油性

パイロット   BDE-15  ※油性

プラチナ万年筆 DB-500S ※油性

ゼブラ     フロス  ※油性

ゼブラ     フロス輪-Rin- ※エマルジョン


ゼブラの二本はデスクペンの形状がおしゃれすぎる&価格が高いので、試していない。

プラチナDB-500Sは、全長が短め&パイロットに比べると軸が太めなので、却下。

パイロットBDN-50は、尻っ尾の方にドーナツ上のスペーサーが入っているので、それを綿棒などで引っ掛けて外し、ゲルノックのリフィルをマスキングテープなどを巻いて太らせ、突っ込む。

パイロットBDE-15は、ほとんどのゲルノックのリフィルがそのまま入る。また、ユニボールシグノキャップ式のリフィルを短く切って、口金を外した状態ならBDE-15に入る。自分は見た目は悪いが、これが一番書き易い。


あとはひたすら、字の練習あるのみ。


2022年8月30日火曜日

令和四年、ボールペンの旅。

理想は、ダマにならないボールペン。

耐水性・耐光性の有る、顔料インクのボールペン。

おまけに書き味が好みで、字の練習用にずっと書いていたくなるようなボールペン。

忘れないうちに、自分の中のお気に入りボールペンを記しておく。


油性 ぺんてる .eボール1.0 (BKL10) 染料だけど、、、

油性 三菱鉛筆 パワータンクスタンダード1.0 (SNP10)


新油性 ゼブラ  ジムノックUK0.7 (UK-0.7芯) 染料だけど、、、

新油性 ぺんてる ビクーニャフィール0.5 (BXM5H) 0.7もなかなか

新油性 ぺんてる Calme0.5 (BXM5H) 0.7もなかなか


ゲルキャップ サクラ  ボールサイン80 0.6

ゲルキャップ 三菱鉛筆 ユニボールシグノ 0.38 0.5 (UMR-1 UMR-5)


ゲル ノック ゼブラ  サラサクリップ0.4 (JF-0.4芯)

ゲル ノック 三菱鉛筆 ユニボールシグノ307 0.38 0.5 (UMR-83E UMR-85E)

ゲル ノック 三菱鉛筆 ユニボールワン 0.38 0.5 (UMR-38S UMR-05S)


水性 パイロット Vコーン 染料だけど、、、

水性 三菱鉛筆  ユニボールプロテック

水性 三菱鉛筆  ユニボールアイ


温度、湿度、筆記角度、筆記圧、鮮度、個体差、軸、それに気分。

違いがありすぎて、人の意見は役立たず。

ボールペンでは無いけれど、サクラクレパスのプラスチックペンも書き易いと思う。


2022年5月30日月曜日

製図用シャープペンシル/ゼブラ ドラフィックス

300円と低価格で、芯径0.3・0.5・0.7・0.9が揃い、芯硬度表示窓付き。ガイドパイプも長めで、入門用の製図用シャープペンシルに最適な、ゼブラのドラフィックス。

ペン立てに、立てておいても芯径が判るように、キャップのトップには芯径刻印あり(消えないように軽く彫ってある)。さらにチャックも金属(別に樹脂でも気にしないけど)で、クリップも外せる。

逆に、芯を折れにくくする機能とか、ペン先守る機能とか、最近のシャープペンには付いていて当たり前のような機能は無い。無いけど、そこがドラフィックスの良い点でもあると思う。

おまけに、多分現行製図用シャープペンシルとしては最軽量の8.5g。同じゼブラのカラーフライトより軽い。(コクヨの鉛筆シャープも軽いけど、ペン先が。)

しかも、今なら0.5だけだけど、海外版のカラーがたくさんある。

一般筆記用としても、かなり良いはず。ていうか良い。

製図用シャープペンシル

以前から、ほぼ同じデザインのタケダのドラフティング(こちらも300円)を愛用中なのだが、なぜタケダかと言うと、ドラフィックスの口金の形は普通だから、、、。やっぱり製図用としては2段テーパー・3段テーパー形状であって欲しい。(ペン先の見易さはそんなに変わらないけど、気分が違うよ。)

今回、白い製図用のシャープペンシルは珍しいなと思い、海外版のドラフィックスを買ってみたので、口金を交換してみた。結果、見た目も書き易さも、ほんの少し良くなった。かな。

製図用シャープペンシル

口金の重さがほんのちょっとだけ、タケダの方が重いので、若干前に重心が移った。軸中央に印字されている"0.5"の"5"の真ん中から"."の位置に2〜3mm前方移動。

細かい違いでは、ドラフティングには消しゴムにクリーニングピンが付いている。こんな所からも、売っている所は少ないだろうけど、タケダのドラフティングも良い。(タケダにはオンラインショップがあるよ。)


と、お気に入りのシャープペンシルなのだが、製図用としては使った事が無い。製図用としては定番のグラフ1000フォープロ辺りの方が、やっぱり良いのだろう。自分は一般筆記用(字の練習)に、軽いシャープペンシルを探していて行き着いた、タケダのドラフティング。今では0.7も愛用中。

普段はドラフティングにゼブラの口金仕様で、芯硬度表示窓レス・クリップレス・消しゴムレスの軽量仕様で使用中。これで7g台。自分はメタルグリップやゴムグリップでなくても、樹脂のギザギザで充分だし、この位の細さ・軽さでもなかなか書き易い。消しゴムが無ければ、替え芯の補充は、コクヨのスピードインには負けるけど、キャップを外してスピーーードイン位、楽になる。だけど、もともと廉価な製図用シャープペンシルが、いろいろ外すとさらにチープな感じになる。そもそも、製図用って何が違うの???


DRAFTING≒DRAFIX≒DRAPAS(ドラパスにもほぼ同じモデルがある)

2022年4月30日土曜日

セーラー万年筆のボールペン。

セーラー万年筆のボールペン。滅多にお目にかからない、ボールペン。売っている所も限られる、ボールペン。自分から探さないと、めぐり逢えないボールペン。だけど、とっても良かった、ボールペン。


出会った順

ICリキッド ボールペン/出会いは不純な動機。ユニボールシグノキャップ式の、軸が気に入らない。変わりになりそうな軸を探していて見つけた、万年筆メーカーの作った変な形のボールペン。グリップが約11.8mmと太め。それまでは細い軸が好きだったけど、意外に書き易い。今ではシグノの0.28mm・0.38mmを入れて、相棒が手紙を書く時などに愛用中。純正の芯は、残念ながら好みに合わず。

フェアライン カラークリア ボールペン/三角グリップ好きなので、六角グリップはどうかと思い購入。六角グリップは別に普通だった。けど、油性なのに、ほとんどボテが出来ない事にちょっと感動。黒インクもあまり黒すぎず、かなりの好印象。更に青インクの色がとっても好み。各社油性の青は紫がかった感じがするが、セーラー万年筆の青は、明るく爽やかな青。セーラー万年筆の油性はもしかしたら、自分の好みなんではなかろうか?その後の、セーラー万年筆のボールペンのきっかけに。

フェアライン ネオ ボールペン/カラークリアが使い切りなので、替え芯のある普通のボールペンを買ってみようと思い、購入。軸がちょっと太め。グリップ部もくびれているところで約10mm。ボテも出来づらいし、紙当たりも優しい。見た目も、使った感じも、普通に良いボールペン。事務で使うならジムノックも良いけど、太めの軸が好きならフェアライン ネオ!!

中古なので番外 たぶんプロフィット ボールペン/少し重いボールペンはどうなのかと、シャープペンシルとセットで購入。だいぶ古そうで、替芯の正式な型番は判らず。替芯0500を入れてみたら、ペン先が長い&ペン先がカタカタする。ならばと、お気に入りの替芯パワータンクSJP-10を、ごにょごにょして装着。グリップはこの中では細くて9.5mm位。細かい字も大きな字も、意外と書き易い。20gの重さのせいかな?軸の重みで紙に掛ける筆圧があまり必要なく、握るということを意識しないで、字を書くコントロールのみに集中できる感じ。そのせいか疲れにくい。軸は軽ければ軽い方が良いと思っていたけど、軸の重さの重要性に気付かされた。見た目で、サイン用と個人設定。

G-FREE07 ボールペン(旧型)/旧型は三角グリップと知って購入。三角グリップの個人的王者、ぺんてるSPRを越えたかも。セーラーの低摩擦油性インクは、ジェットストリームの様に黒々していなくて、好みの色。三角グリップ&サスペンションの弾力は最弱で、持ち方矯正・字の練習。

サンリオキャラクターズ フェアライン クリップ ボールペン/キティちゃんやキキ・ララに似合わず、太いグリップに太い軸。この中では、一番のボリューム感。これ以上大きくなると多分書きづらくなりそうな予感。このボールペンのキャラクターには、太い1.0mmの芯が似合うはず。しかし替芯0062は0.7mmのみ。太い軸で内部空間も広いため、各社ゲルインクの替芯も、ごにょごにょすればだいたい入る。自分はセーラーの低摩擦油性インクの替芯1067を装着。とっても滑りが良いけど、筆圧の高い自分には滑りすぎ。でも、かえってこれで筆圧矯正。


軸は軽ければ軽いほど良いと思うものの、筆圧が必要な昔のねっとりした油性ほど、重たい軸が必要なのかも。油性は、15gを超えた辺りから握るということをあまり意識しなくて良くなって、疲れない感じ。長時間筆記していると、親指の付け根が痛くなってきていたのは、軽い軸だと無意識の内に強く握ろうと、余計な力が入っていたから?疲れるのは、軸の太さやグリップの形状のせいだと今までは思っていたけど、重さも重要なのかな?


2022年3月30日水曜日

三角軸・六角軸なボールペン。

どうもペンの持ち方が、おかしいらしい。

丸軸のボールペンだと力が入りすぎて、親指がどんどん、どんどん上の方に引っ張られて、親指の付け根辺りが痛くなってくる。

家に有ったBOXY 100を使ったら、比較的痛くなかった。何でだろうと考えて、丸軸じゃないからだ。多分、正しい持ち方が出来ていないので、変な力が入り、自分には丸軸は合わないのだろう。三角軸・六角軸なら比較的正しい持ち方に矯正されるはず。

それならばと、探してはみたけれど、安いボールペンでは結構少ない。


三角軸(三角グリップ)

ぺんてる ジェイクラブ

ぺんてる SPR ※廃盤

サクラクレパス ノックスボール100K

サクラクレパス ノックスピュアボール

セーラー万年筆 G-FREE 旧型 ※廃盤


六角軸(六角グリップ)

ゼブラ カドカド ※エマルジョンインク 芯サイズ111.0×4.4

セーラー万年筆 フェアラインカラークリア

セーラー万年筆 フェアラインミルク

セーラー万年筆 フェアラインGP


異形断面軸(どこかの辺が真っ直ぐなグリップ)

三菱鉛筆 BOXY 100

サクラクレパス ボールサインiD ※ゲルインク 芯サイズ112.0×6.0

サクラクレパス ボールサインiD plus ※ゲルインク 芯サイズ112.0×6.0

コクヨ エラベルノ ※ゲルインク 多分 芯サイズ111.0×6.0

コクヨ KOKUYO ME  ※ゲルインク 多分 芯サイズ111.0×6.0


実際使ってみて、自分が良さそうだと思えたのは、ぺんてる SPRとコクヨ エラベルノ(太めグリップ)。どちらも廃盤だけど、エラベルノはKOKUYO MEとして、販売中。

これらの軸に、お気に入りの替芯を入れようと思う。

そしたら、"僕の考えた最強のボールペン"の完成。


2022年2月28日月曜日

油性ボールペンを比較してみる。

油性・水性・ゲル、やっぱりボールペンは油性の書き味が好きかな。それもジェットストリームに代表される低粘度な油性では無く、昔ほど重くは無いけど、書き味の少しねっとりした高粘度タイプ。

個人的には油性最強と思っていた、ぺんてるローリーの油性顔料インキの替芯、BPS7がかなり手に入り辛くなった今、常用ボールペンを見直してみようと思い、家に有った各社黒の0.7を総動員して自分なりに比較してみた。


サクラクレパス ノックスボール100K エコフィール [R-NOB]

あまり特徴が無い。ダマの出来易さ、色、ねっとり感、すべてにおいてこの中では中間。

ゼブラ ニューハードN-5200 [H-0.7芯] タプリクリップ [H-0.7芯]

書き味が少し重く、ねっとりしているかな。高粘度油性に近い感じ。ダマも比較的出来ない。色もゲルなどと比べなければ、充分濃い。さすが、ゼブラ。

セーラー フェアラインカラークリア [18-0055]

かなりダマが出来にくい。低粘度油性に近い書き味。ダマの点で、かなりの好印象。

三菱鉛筆 ニューライナーSN-80 [SA-7CN] ベリー楽ボ [SA-7N]

ダマが出来にくい。色はちょっと薄め。低粘度油性に近い感じ。ジェットストリームでは滑り過ぎなら、これがおすすめ。

三菱鉛筆 パワータンク [SJP-7]

そこそこ重い。色も濃い。ダマも出来にくく、好印象。さらに油性顔料(替芯のパッケージに記載)。すべてにおいてベストバランス。

パイロット スーパーグリップG キャップ式 [BPRF-6F]

ダマが出来やすい。色は濃い目。紙面が汚れてしまい、これで綺麗に書ける自信は無い。

ぺんてる .eボール [BKL7] ジェイクラブ [BKS7H]

ダマが少し出来やすいのかな。色はちょっと濃い目。


ダマになりにくい セーラー パワータンク 三菱

ねっとり重め   ゼブラ 三菱

色の濃さ     パイロット ぺんてる パワータンク


自分は書き出しが掠れても、色が多少薄くても、ダマにならない事がとにかく優先。この中で好印象だったのは、セーラー・楽ボ・パワータンク。だけど、筆記角度・筆圧・室温・インクの鮮度、さらには軸によっても結構印象は変わってしまうと思う。今回の結果も"なんとなく"だし。

昭和の時代から事務員さん達に鍛え抜かれて来た、各社油性ボールペンの差なんて、本当は殆ど無いか自分には感じられない。それでは身も蓋もないので、"なんとなく"好印象だった、セーラーとパワータンクを使って行こうと思う。


2022年1月30日日曜日

小型密閉スピーカー/SONY SS-S2

結構貴重な安物・小型密閉2wayスピーカー。

世の中、小型スピーカーと言えば、バスレフ型ばかり。

密閉型は低音が出ない出ないと言われ、敬遠されるからか、小型の密閉スピーカーは最近あまり見ない。よって結構稀少モデル。

低音が出ないのなら、出して魅せましょう。

と、言っても、アンプのトーンコントロール・ラウドネスを弄るだけ。

小型密閉2wayスピーカー

六畳の部屋には、たぶんこの位の小型スピーカーが丁度善い。

しかも、密閉スピーカーを低音ブーストして、気持ち大きめの音量で聴く。

これが今のところ、自分には一番しっくりくる。

小型密閉2wayスピーカー

ソニーのスピーカーなんて、ほとんど見向きもされない。更に単品販売もされていたようだけど、元はシステムコンポの小型密閉スピーカーなんて、話題にもならない。挙句の果てに、web上のごく限られた情報でも評価は低い。ほほ〜ぅ、自分には惹かれる要素満載。

某有名オーディオサイトの当スピーカーの解説には、『測定データに頼るのではなく、聴感を大切にし、入念な試聴の繰り返しの末に完成させています』とある。ただし、ユニット。とは言え、腐ってもソニーのエンジニア。ド素人の自分よりは、遥か雲の上の存在。そんな人の聴感を信じましょう。信じましょう。


自分の使っているアンプはオンキヨー製で、フェーズマッチングバスなるモノが付いている。この機能を常に、パイルダー・オン!!更にボリューム少し大きめ。これでSS-S2も、スーパーサイヤ人に。もしくは全集中の呼吸。


善いと思うけどなぁ、小型密閉スピーカーの低音ブースト!!