2022年4月30日土曜日

セーラー万年筆のボールペン。

セーラー万年筆のボールペン。滅多にお目にかからない、ボールペン。売っている所も限られる、ボールペン。自分から探さないと、めぐり逢えないボールペン。だけど、とっても良かった、ボールペン。


出会った順

ICリキッド ボールペン/出会いは不純な動機。ユニボールシグノキャップ式の、軸が気に入らない。変わりになりそうな軸を探していて見つけた、万年筆メーカーの作った変な形のボールペン。グリップが約11.8mmと太め。それまでは細い軸が好きだったけど、意外に書き易い。今ではシグノの0.28mm・0.38mmを入れて、相棒が手紙を書く時などに愛用中。純正の芯は、残念ながら好みに合わず。

フェアライン カラークリア ボールペン/三角グリップ好きなので、六角グリップはどうかと思い購入。六角グリップは別に普通だった。けど、油性なのに、ほとんどボテが出来ない事にちょっと感動。黒インクもあまり黒すぎず、かなりの好印象。更に青インクの色がとっても好み。各社油性の青は紫がかった感じがするが、セーラー万年筆の青は、明るく爽やかな青。セーラー万年筆の油性はもしかしたら、自分の好みなんではなかろうか?その後の、セーラー万年筆のボールペンのきっかけに。

フェアライン ネオ ボールペン/カラークリアが使い切りなので、替え芯のある普通のボールペンを買ってみようと思い、購入。軸がちょっと太め。グリップ部もくびれているところで約10mm。ボテも出来づらいし、紙当たりも優しい。見た目も、使った感じも、普通に良いボールペン。事務で使うならジムノックも良いけど、太めの軸が好きならフェアライン ネオ!!

中古なので番外 たぶんプロフィット ボールペン/少し重いボールペンはどうなのかと、シャープペンシルとセットで購入。だいぶ古そうで、替芯の正式な型番は判らず。替芯0500を入れてみたら、ペン先が長い&ペン先がカタカタする。ならばと、お気に入りの替芯パワータンクSJP-10を、ごにょごにょして装着。グリップはこの中では細くて9.5mm位。細かい字も大きな字も、意外と書き易い。20gの重さのせいかな?軸の重みで紙に掛ける筆圧があまり必要なく、握るということを意識しないで、字を書くコントロールのみに集中できる感じ。そのせいか疲れにくい。軸は軽ければ軽い方が良いと思っていたけど、軸の重さの重要性に気付かされた。見た目で、サイン用と個人設定。

G-FREE07 ボールペン(旧型)/旧型は三角グリップと知って購入。三角グリップの個人的王者、ぺんてるSPRを越えたかも。セーラーの低摩擦油性インクは、ジェットストリームの様に黒々していなくて、好みの色。三角グリップ&サスペンションの弾力は最弱で、持ち方矯正・字の練習。

サンリオキャラクターズ フェアライン クリップ ボールペン/キティちゃんやキキ・ララに似合わず、太いグリップに太い軸。この中では、一番のボリューム感。これ以上大きくなると多分書きづらくなりそうな予感。このボールペンのキャラクターには、太い1.0mmの芯が似合うはず。しかし替芯0062は0.7mmのみ。太い軸で内部空間も広いため、各社ゲルインクの替芯も、ごにょごにょすればだいたい入る。自分はセーラーの低摩擦油性インクの替芯1067を装着。とっても滑りが良いけど、筆圧の高い自分には滑りすぎ。でも、かえってこれで筆圧矯正。


軸は軽ければ軽いほど良いと思うものの、筆圧が必要な昔のねっとりした油性ほど、重たい軸が必要なのかも。油性は、15gを超えた辺りから握るということをあまり意識しなくて良くなって、疲れない感じ。長時間筆記していると、親指の付け根が痛くなってきていたのは、軽い軸だと無意識の内に強く握ろうと、余計な力が入っていたから?疲れるのは、軸の太さやグリップの形状のせいだと今までは思っていたけど、重さも重要なのかな?