ゴールドという名のミルクティーベージュ
カシオのサイトのNS-S10のページにはゴールドの画像はたった一枚しかなく、それも薄いピンクというか、僕にはゴールドには見えないのです。ですが、ゴールドなんだからカッコいいはずと自分に言い聞かせ、思い切って現物を見ずに購入してみました。
届いた電卓の印象は、ゴールドという名のミルクティーベージュでした。前面にはアルマイト加工されたアルミパネルが貼られていて、ゴールドと言えなくもない、薄いキラキラしたベージュです。裏面とキーはプラスチックで、薄いブラウンといった感じです。各部の色の印象を合わせて、僕にはミルクティーベージュでした。
何が言いたいかというと、カシオのサイトの商品画像をモニター越しに見ているだけでは、この電卓のカッコよさは伝わらないのです。
絶妙なサイズ
キーピッチ実測約16mm。普段からパソコンのキーボードのキーピッチを、広すぎると感じている僕には、絶妙なサイズ。さらに数字キーは、キーの中央が丸くくぼんでいて押しやすい。
筐体はサイド面が船体のように緩やかなカーブを描いて立ち上がっていて、片手で持ったときに手にとても馴染みやすい。裏面には直径約10mmの滑り止めが下側に二ヶ所ついていて、小さくて軽い電卓にありがちな、使っていて動いて行ってしまうことも無い。
大きさ(奥行×幅×高さ 質量)
146×89×9.9mm 95g カシオ NS-S10
148×73×8.1mm 156g Xperia XZ1
165×95×6.0mm 測量野帳
144×95× 11mm 109g 能率手帳 ゴールド
148×105×14mm 208g ほぼ日手帳 オリジナル
148×105 A6サイズ
これ以上小さくなるとキーが押しづらく、これ以上大きくなると片手で持ちづらくなる絶妙なサイズ。デキる男のツール達とも相性抜群。
大人の男性が持っていて、さりげなく自己主張してカッコいい
価格が価格だけに安っぽいところも見受けられるが、カシオの電卓だけにキーが押しづらいなんてことはなく、仕事で使うにも安心できます。またアルミパネルのおかげで上質感も多少はあり、裏面にはちょっと大きめのCASIOのロゴがエンボス加工されていて、ほんの少しだけど所有感を満たしてくれるかも。長く使っていけそうです。