循環式難読化の実行
Rotixは循環式難読化を実行できます。世界的に有名なROT-13に似ています。なおこれは暗号パッケージではありません。ROT-13の変種が欲しければ、Rotixをインストールしてください。https://packages.debian.org/stretch/rotixより引用
暗号ではありません
基本はアルファベット26文字を、半分の13文字分ずらすだけですが、パッと見では理解できません。ただそれだけです。http://www.rot13.com/で試せるので、あえてapt installする意味はないような気がします。
2001年宇宙の旅
HALはIBMをrotix -L -r 1したものなのかもしれません。世界的に有名らしいROT-13は常に13文字あとのアルファベットに置き換えますが、rotixは前後に任意の文字数分ずらすことができます。せっかくなので、HALとIBMの関係を試してみて下さい。このような、常に決まった文字数分アルファベットを移動させる単純な暗号を、単一換字式暗号・シーザー暗号・カエサル暗号・シフト暗号などと呼ぶそうです。ん、シーザー?カエサル?
こんな処でジュリアス・シーザー
ガイウス・ユリウス・カエサル Gaius Iulius Caesar
ジュリアス・シーザー Julius Caesar(上記の英語読み)
「賽は投げられた」(alea iacta est)
(帰還不能となる限界点を越えてしまったので)最後までやるしかないという意味の言葉で、ルビコン川を渡る際に言ったとされる。
「来た、見た、勝った」(veni, vidi, vici)
戦いの勝利を知らせた言葉で、ホンダがF1初優勝を飾った際、監督の中村良夫が、東京のホンダ本社宛に送った電報にも引用された。
「ブルータス、お前もか」(Et tu, Brute?)
親しい者からの裏切りを意図する言葉。本日、三月十五日の言葉です。
誰もが知っているであろう名言を吐いた、超有名人にこんな処で逢うなんて。最期は暗殺されるぐらいだから、敵も多くて当然暗号も必要だったんでしょう。