2018年8月15日水曜日

【公文書にもペン習字にも】キャップ式 ゲル顔料インクのボールペン

ペン習字を始めてみようと思い「とめ・はね・はらい」がキレイに書け、公文書にも使える耐水性・耐光性のある黒いボールペンを探してみました。油性は自分の書き方ではどうしてもダマが出るし、水性は滲んで裏写りするから紙質を選ぶので今回もパス。三菱鉛筆やゼブラが公文書におすすめしているゲル顔料インクのボールペンを試してみました。

自分はノック式のゲル顔料インクのボールペンに、あまりいい印象を持っていません。人よりペンを寝かせぎみに持つようで、書き出しがかすれる、インクが出ない、またペン先のボールが引っ込むのが許せない、など何度使ってもイライラしています。その点キャップ式は、寝かせぎみでも書き出しからスムースにインクが出て、線質も安定している気がします。

今回もサラサクリップやノック式シグノを試してみましたが、やっぱりダメでした。寝かせぎみに持つので、インクが出ません。0.7辺りの太めでなんとか。自分にはキャップ式の方がやっぱり合っているようです。そこで各社キャップ式のゲル顔料インクのボールペンを探してみました。

三菱鉛筆    ユニボールシグノ シリーズ
ぺんてる    ハイブリッド
サクラクレパス ボールサイン80 シリーズ

他にもセーラー万年筆などからも発売されているようですが、比較的入手しやすいのはこのくらいしかありません。パイロット・ゼブラからはキャップ式のゲル顔料インクのボールペンは発売されていないようです。


三菱鉛筆 キャップ式 ユニボールシグノ
 ユニボールシグノ 極細 0.28 0.38 0.5
 ユニボールシグノ スタンダード 0.5
 ユニボールシグノ 太字 1.0
3つの中では一番くっきり、はっきり、黒々していて線質もキレイです。日ペンのペン習字の先生方も0.28や0.38を使っているようです。 極細でもキャップ式だからか、寝かせぎみでもかすれもしません。ですが、太くなるにつれ少し滑りすぎな感じもします。でも安定のキャップ式シグノです。個人的にはどの軸も先端の口金が重すぎ、さらにスタンダードは何本買ってもキャップをおしりに付けた時にカタカタして軸が気に入りません。ですので無印良品バージョンも試してみたいです。

ぺんてる ハイブリッド 0.5
80年代から続く伝統のハイブリッドです。ものすごく久しぶりに使ってみました。油性ボールペンっぽくインクだまりが少し出来やすいようですが、逆に筆圧の強弱や文字を書くスピードによって線の太さをコントロールしやすく、3つの中では一番文字に表情が出やすいです。線質が安定しづらいじゃじゃ馬ですが、書いていて一番楽しいです。また軸が一番好みで、細軸・ゴムグリップなし、キャップのカッチリ具合など完璧です。

サクラクレパス キャップ式 ボールサイン80
 ボールサイン80 極細 0.4
 ボールサイン80 エコフィール 0.5
 ボールサイン80 0.6
 ボールサイン80 太字 1.0
こちらは84年に世界で初めて発売されたゲルインキボールペン、ボールサイン80です。当初はゲル染料で、88年に現在のゲル顔料インキになったようです。ゲルインキの元祖なのに、今まで近所で売っているのを見た記憶がありません。今回初めて使ってみました。とにかく書きやすいです。重い口金で安定させているわけでも無いのに、真っ直ぐの線がフラフラせずとてもキレイに書けます。書きやすいので字が上手くなった気さえします。どの太さも適度にざらついて断然書きやすいです。が、0.6は判りやすいのですが、色が若干薄いです。良く言うと墨色的な。また個体差かもしれませんが、インキの出が若干不安定な時がありました。軸の見た目もあまりよくありません。半透明のほんのちょっと太めで軽いプラスチックに、BICのオレンジの様にリフィルが刺さっているだけです。キャップも変な形です。ですが、なんだか書きやすいです。さすが小学生用のかきかたフェルトペンを作っている会社です。


おすすめは キャップ式 ユニボールシグノ です。
太さも極細から太字まで揃っていますし、色や耐水性もこの中では一番です。無難にシグノから選んでおけば問題ないと思います。

が、天邪鬼な自分は
極細・細字なら ボールサイン80 極細 0.4
中字なら    ボールサイン80 0.6
太字なら    ユニボールシグノ 太字 1.0
当分この三本でペン習字の練習をして行こうと思います。とにかくボールサイン80は書きやすいので、大変気に入りました。サクラクレパスのカタログを見たら、ペン先の素材に0.6は洋白、0.6以外はセラミックを使用と書いてあります。そんな所も書きやすさに繋がっているのでは?と思いました。ですが、太字1.0だけは水に濡らすと表面のインキだけが溶け出し(読めなくなったり消えたりはしません)紙を汚すので、太字だけはシグノにしようと思います。


2018年7月30日月曜日

【左利きにおすすめのボールペン】万年筆を使って判ったコト

左利き横書き時の問題点
1.書いた文字の上を手でこすってしまい手が汚れる
2.書いた文字の上を手で隠してしまいまっすぐ文章が書けない
3.押し書きになるのでインクが出にくく文字がかすれることがある

万年筆を左手で使ってみて判った改善策
ペン先を丸めた手のひらよりノートの上の行になる位に万年筆を寝かせて書けば1.と2.が、筆圧をあまり掛けずに書けば3.が、劇的に改善されるはず。少なくとも自分はそうだった。さらに右利き縦書き時の手が汚れる問題も無し。

左利きには、寝かせて筆圧をあまり掛けずに書けるペンが最適!?

左利きにおすすめのボールペン
速乾性からゼブラ サラサドライが人気のようですが、上記の理由から、インクも多めでかなり寝かせても書け、耐水性もあり公文書にも使える、三菱鉛筆 ユニボール シグノ キャップ式 0.38か0.5 をおすすめします。

※キャップ式とノック式ではペン先の構造が違うらしく、寝かせても書ける許容度が大きいのはキャップ式だと思います。またキャップ式の方が、書き始めのインクの出が良いように思うので、押し書きの面でも有利だと思います。ですが、寝かせぎみで書くと多少細くなります。

また水性ボールペンですが、ユニボール エアやパイロット Vコーンもあまり筆圧を必要とせずかなり寝かせても書けるので、おすすめだと思います。


2018年7月15日日曜日

【半年後の万年筆】パイロット カスタム74 からの

万年筆で「書く」
万年筆を使い始めて半年が経ちました。やっぱりというか、当然というか、だんだんと使う頻度が減ってきてしまいました。始めから判っていたけど、もともと「書く」ことをあまり必要としていなかった自分ですから仕方ありません。目的と手段がごっちゃになってしまうけど、万年筆を使うために「書く」ことを探しました。

左手で「書く」
普通ではないことは解っています。でも、自分は「書く」ことと「投げる」こと以外は左利きです。「書く」ことも「投げる」ことも元々は左利きでした。さらに左半身が一度マヒしているので、リハビリも兼ねて左手で文字を「書く」ことにしました。また左手用の万年筆もあるようですが、自分は普通のカスタム74で大丈夫なようです。

日本語を美しく「書く」
とはいうものの、左手で書いた文字はものすごく汚いです。そのためお手本を探していると、ペン習字をならっている方たちの美しい文字に出会いました。自分のカスタム74<中字>で書かれた文字と比べると、どの方の文字の線もエッジが立っていてとてもシャープで美しいです。つけペンやデスクペン<極細>の顔料インクの黒で書かれているようです。

ペン先の選び方
万年筆初心者向けに「自分のよく使う用途に合わせること」なんて書いてあることが多いですが、半年万年筆を使ってみて解りました。日本語を美しく書きたい→極細・細字、インクの濃淡や万年筆らしい書き味を味わいたい→中字以上。こんなペン先の選び方もあるようです。

万年筆で日本語を美しく「書く」
さあこれからインク沼に落ちようか?という処で、ペン習字という道も気になってしまいました。でもペン習字の教室や通信教育にはお金も掛かるので、とりあえずデスクペンを買って練習してみようかな?と思っています。