PCで“〜しながら”音楽を聴く。
軽い装着感。安くて、そこそこの音質。
求めたのは、たったそれだけ。
密閉型やオーバーイヤー(耳覆い)、インイヤー(カナル)は今回はパス。
音楽に集中するのではなく、あくまで“ながら聴き”用のヘッドホンを探す。
答えは、千円くらいで売っている、TV用のオープンエアータイプがいちばん近い気がする。
・オーディオテクニカ audio-technica ATH-P100M
・パナソニック Panasonic RP-HT24
が、ケーブルが両側から出ているのが気に入らないので、中古を物色してみる。
なんとなく選んだのはこの三つ。安いので全部買って比べてみる。
・ソニー SONY MDR-G62SL (ネックバンド式)
・ローランド ROLAND RH-25A (楽器用モニター)
・ヤマハ YAMAHA HPE-150 (楽器用モニター)
【ソニー SONY MDR-G62SL】
以前、密閉型の兄弟モデル MDR-G82SL を使っていたので期待していたのだが、どうやっても耳が痛くて自分には合わず。音質的には、密閉寄りのいたって普通の低価格ヘッドホン。
装着感が自分に合っていたのなら、コンパクトだしこれで良かったのに、、、。
【ローランド ROLAND RH-25A】
低価格だけど、楽器用モニターヘッドホンらしいので、フラットな音を期待して選んでみた。音質的には、これまた密閉寄りのいたって普通の低価格ヘッドホン。
軽い装着感で、音質的にも普通なので、これで決まりかけていたけれど、、、。
【ヤマハ YAMAHA HPE-150】
低価格だけど、楽器用モニターヘッドホンらしいので、フラットな音を期待して選んでみた。一聴して、これまでとはレベルの違う音にびっくり。正座してちょっと本気で聴いてみたくなるヘッドホン。
見た目、イヤーパッドの背面側に穴だらけなので、低音の弱い開放型のヘッドホンを想像していたら、今までのヘッドホンより低音がしっかり聞こえてくる。
確かに低価格なだけあって、細かい音は拾えていなそうだけど、そんな事はどうでも良くなる程、自分好みの音だった。
それにオープンエアーなだけあって、開放感もそこそこあって気持ちいい。(ヤマハははっきり開放型とは謳っていないみたい)が、装着感はいろいろやっても、あともう一歩。
《《《メインでも良いかも【ヤマハ YAMAHA HPE-150】》》》
三つとも中古で送料込み1500円。だけどヤマハのヘッドホンだけは壱萬円以上クラスの音だと感じた。
また、どれもイヤーパッドが50mm径の汎用のスポンジが使えるので、今後も心配なし。
古いヘッドホンはイヤーパッドとヘッドパッドの劣化がネックになるので、今回のような安物の方が、意外と長く使える。(高いモデルはイヤーパッドが専用設計で、それによって音質が結構変わるので、純正以外あまり使いたくない)
ヘッドホンは装着感がと〜っても大切!!