ラズベリーパイ"高音質"音楽プレーヤー化計画
・無駄のないオペレーティングシステム
・必要最低限の物しか搭載していないコンピューター
・低消費電力=低ノイズ=高音質
そんなに単純では無いと思いますが、以上の三点からそこそこ高音質な音楽プレーヤーが出来ると思うんです。音楽プレーヤー=CDプレーヤーとして考えているので、ハイレゾ音源等の再生は出来なくても構いません。
OSはデスクトップ環境など無い、Raspbian Stretch Lite。
ハードはラズパイの中から簡素なモデル達が良さそう。
・Raspberry Pi 1 Model A+
・Raspberry Pi 1 Model B (LAN有)
・Raspberry Pi 2 Model B (LAN有・1GBメモリ)
・Raspberry Pi Zero (DACが必要)
aplayでメモリ再生
他の方のラズパイを使った音楽再生と違うのは、サーバ上のファイルを再生するのでは無く、USBメモリからラズパイのメモリ上(/dev/shm)にファイルをコピーして、ALSAに含まれるaplayコマンドでファイルを再生する点です。ですので、1GBメモリのモデルだとCD一枚が丸々コピーでき、アルバム一枚再生出来ますが、512MBのモデルではレコードのA面B面といった様に、コピーも再生も二回に分ける必要が有ります。
また/root/.bashrcにあらかじめ音楽ファイルのコピーや再生コマンドなどをalias登録しておけば、ディスプレイなど無くてもUSBキーボードのみで簡単に操作出来ると思います。
さらに再生時にはUSBキーボードすら外してしまえば、本体に繋がっているのは電源とオーディオケーブルだけになります。
上記の方法だととてもシンプルで、消費電力やノイズ的にも音楽再生には大変有利に働くと思います。バッテリー駆動も出来ますし、I2S接続の外部DACを使わなくても、結構いけるんじゃないでしょうか?
※TinyCoreLinuxのpiCoreをインストールすれば、メモリ上にシステムが展開されるので、起動後はSDカードも外せる!?